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プレスリリース
2023.10.17
別府市で電子エール券アプリ「Sento」開始 大分銀行・オーイーシー・フィノバレーによるスキームを採用
発行総額13億円(プレミアム分3億円を含む)
地域経済の活性化と市民の幸福度を向上させるプラットフォームを目指す
株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、フィノバレーがシステム提供と開発支援を行う「デジタル商品券発行スキーム」が大分県別府市のプレミアム付商品券事業に採用され、2023年10月2日より、電子エール券アプリ「Sento」が提供開始されたことを発表します。
デジタル商品券発行スキームの採用背景
別府市では、原材料価格等高騰に伴う事業者の価格転嫁を円滑に進め、個人消費の下支えによる地域経済の活性化を図るため、大分県地域消費喚起プレミアム商品券支援事業の助成を受け、プレミアム付商品券の第6弾となる「令和5年度 秋だよ!べっぷ実りのエール券」の販売を行います。第6弾は第5弾に引き続き紙とデジタル(電子エール券)のハイブリッド形式にて販売予定で、第6弾の電子エール券アプリ「Sento」のプラットフォームとしては、将来的なデジタル地域通貨への発展性を評価いただき「デジタル商品券発行スキーム」を採用いただきました。
電子エール券アプリ「Sento」について(https://beppu-yell.jp/AboutSento)
「Sento」は取扱店で二次元バーコードを読み取ることで、30%のプレミアムが付く電子版プレミアム付商品券「エール券」にて決済できるアプリです。2023年9月現在、市内の1,000店舗以上のお店で使えます。
別府はもともと紙の地域通貨が広がり始めた頃から、「湯路(ユーロ)」と「泉都(セント)」という 2 つの地域通貨が存在しているなど、全国的に見ても地域通貨にゆかりの深い地域です。「Sento」は独自のデジタル地域通貨として地域内で経済圏を作ること、そして幅広い年代の方にとって使いやすいものであることを目指して、またこんこんと湯が湧く「泉都」と通貨の「セント(¢)」をかけて「Sento」と命名されました。シンボルマークとロゴは、コインを重ねた形状の「風呂桶」と沸き立つ湯気がモチーフになっています。
今後は、エール券をはじめアプリの活用によるさまざまな取り組みを行うことで、資金が別府市内に循環する仕組みをつくり、地域経済の活性化と市民の幸福度を向上させるプラットフォームを構築することを目指します。
デジタル商品券発行スキームについて
「デジタル商品券発行スキーム」は、株式会社 大分銀行(本店:大分県大分市、頭取:後藤 富一郎)と県内のITベンダーである株式会社オーイーシー(大分本社:大分県大分市、代表取締役社長:加藤 健)が2020年10月13日から取扱を開始した、短期間でデジタル商品券の取扱を可能にする枠組みです。システムはフィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」をベースに構築しており、デジタル商品券を発行したい自治体等は、本スキームを利用することにより最短2ヶ月でデジタル商品券の取扱が可能になります。
MoneyEasy(マネーイージー)とは
株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、自治体でのプレミアム付商品券事業や行政ポイント(市民活動・ボランティア支援、健康増進活動支援など)等の運用も容易に実施ができ、地域でのさまざまな活動をより効率化していき、持続可能な地域づくりに活用できるプラットフォームを目指しています。
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